グループ名称 | NPOながおか生活情報交流ネット | |||
グループの属性 | NPO法人 | 活動地域 | 新潟県長岡市 | |
テーマ | 市民の情報まちづくり活動が役立った新潟水害 | |||
発表者 | 理事長 桑原 眞二氏 | |||
発表方法 | 発表者による説明 | ビジュアルプレゼンテーション | 有 | |
発表内容 | ・私どもは普段はまちづくりのイベントや交流活動をやって、イベントや祭りのレポートをインターネット上に公開するということをやってきた。 ・昨年の大水害時、以前まちづくり交流などをしていて人的交流があったまちを見に行ったところ、その町はインターネットで情報発信ができなくなっていた。そこで私どもは簡単に情報アップできるシステム(ブログ)で、自治体に代わり、NPOの責任ということで情報発信した。TVやラジオの情報と併せて、インターネット上の情報から、ボランティアの方などに大勢来ていただくことができた。普段から人の交流をやっておくと、助け合うことができる。 ・今回の水害発生直後は、ラジオ以外は情報遮断となった。防災無線もよく聞こえなかった。音声情報は聞き漏らしたり間違えたりするので役立たない。実は、インターネットやアナログの紙情報が一番役に立つ。そこで考えたのが、災害情報員+ボランティアで、アナログの紙情報を地震直後に配布する仕組みを作り、自主防災に役立てる。配布用紙には二次元バーコードを付け、インターネット上の情報にもたどり着けるというようなものを作りたい。インターネット上にたどり着いたときに、そこに情報が集約されているというシステムを作り、紙とインターネットの融合というような展開をしていきたい。 ・また、インターネットの最先端の技術を使い、RSSという自動的に情報交流するシステムがあるが、これを表示できるシステムができたら、と考えている。 ・「町内連絡帳」について:災害時には千枚通しのようなもので該当項目に穴を開けるだけで、大量に配布できるようなものができたら、と考えた。 私の住む長岡越路地域は地震の5〜6日後に全国に災害情報を配布した。印刷物は何回も繰り返し見ることができ、とても便利だった。私どもは地震直後に配布できるものはないか、と考えた。ただ紙情報は、災害時には電気が止まり、プリンターが使えなくなるので、あらかじめ町内のいろいろな連絡に使う用紙を印刷しておき、災害時にはチェックを入れるだけで、大量に配布できるようなものができたら、と考えている。 | |||
資料 | 配布資料 | なし | ブース展示 | 有 |