グループ名称 | 柏野安心安全まちづくり推進協議会 | |||
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グループの属性 | 任意団体(自主防災組織等の連絡協議会) | 活動地域 | 京都市北区柏野学区 | |
テーマ | 地域の諸団体の連携と行政を巻き込むことによる活動の活性化 | |||
発表者 | 中嶌 重男氏 | |||
発表方法 | 発表者による説明 | ビジュアルプレゼンテーション | なし | |
発表内容 | ・柏野学区は西陣織を営む業種が多く、大正末から昭和の建物が連なる木造密集住宅地だ。道路が狭く袋小路も多く、また高齢者が多いため、交通・防災・防犯上の課題がある。平成16年度には自主防災会・消防分団・社会福祉協議会が地元小学校児童と協力して「柏野防災マップ」を作成し全戸に配布したが、日頃の防火訓練などの集まりの少なさも目立っていた。平成17年度に市から「地域の安心安全ネットワーク形成事業」対象地域に指定され、これを契機に、地域に関わる諸団体(町内会連合会、消防分団、社会福祉協議会、小学校PTA、老人福祉連合会等地元住民組織、及び地元警察署・消防署、仏教大学など28)のネットワークづくりにポイントを置き、推進協議会を立ち上げた。いろいろな行事に住民が参画すること、組長さんの認識向上、そして、火を出さない等地域を守っていくための議論を各家庭内に持ち帰って話し合うことなどを活動理念として、さまざまな取組みを進めている。 ・具体的には、防災上の課題を明らかにする「ワークショップ」の開催、防犯講演会・防犯講習会(年1回)開催、北区総合防災訓練・学区防災訓練などである。「推進協議会」は各団体と行政とのパイプ役で、ものによっては行事等の推進役をやるが、協議会発足による地域諸団体の連携のもと、「盆踊り大会」を約30年ぶりに復活でき、これを契機に学区民への啓蒙や諸活動への参加・協力が進んできている。 ・モデル地区指定を契機に始めた活動だが、3年目になってようやく、「行政についていくだけではダメ、行政をいかに巻き込むかが大事」という認識を諸団体が持つようになった。 ・こうした場に参加できたことは大変喜ばしく、今日の成果を地区に戻って報告したい。 | |||
資料 | 配布資料 | 有 | ブース展示 | なし |