グループ名称 | ひらつか防災まちづくりの会・平塚耐震補強推進協議会 | |||
グループの属性 | NPO法人 | 活動地域 | 神奈川県平塚市を中心とする地域 | |
テーマ | 市民が進めた耐震補強の経緯と内容 | |||
発表者 | ひらつか防災まちづくりの会代表 篠原 憲一氏 | |||
発表方法 | 発表者による説明 | ビジュアルプレゼンテーション | 有 | |
発表内容 | ・3年間普通のおじさん、おばさんが耐震補強に取り組んだ「ひらつか防災まちづくりの会」、その活動の中から実際に耐震補強をする工務店などの仲間と作った「平塚耐震補強推進協議会」の合同発表としてやらせていただく。 ・(阪神・淡路大震災再現ビデオ:縮小版上映)私達の活動は3年前、東京いのちのポータルサイトにあったこのビデオを、小さな部屋で10数人の仲間と見てショックを受けたことに始まる。平塚は東海地震など大地震の危険が言われているのに何もしてこなかった、ヤバイ、ということに皆が気づいた。一緒に見た人たちと勉強を始め、自治会やPTAなども動き出したが、これまでいろいろな主体がさまざまな防災活動をやっているが「一番大切な事は耐震補強だ」という結論に達した。とはいえ普通のおじさんおばさんにはどうしていいかわからない。その時、S32年に建てられた木造住宅の持ち主の申し出で耐震補強モデル工事ができることになった。耐震診断、工法の選定、工事のプロセスを見て、記録し、勉強した。だんだん建築組合や自治会も参加するようになり、モデル工事を見てわかっただけでなく、集まってきてくれた専門家からもいろいろと教わった。 ・「耐震後付ブレース工法」はそうした中から出来上がってきた安価で見栄えも悪くない工法で、2004年4月には平塚市の耐震補強工事補助金対象となった。またNHKは全国放送で私達の試みを何度も取り上げてくれている。 ・耐震補強をやらない理由を聞くと、費用・工事内容・依頼先が分らないからということが多い。協議会では費用や内容、施工事例写真などをHP上に開示、皆の不安に応える取組みをしている。また施工は近所の小さな工務店なので絶対逃げない。この工法だけでなく、各家に合った方法でやる。もう少しで実績は100軒になる。 ・耐震改修は実は1軒だけではは意味がない。隣から倒れてきたら被害が及ぶ。皆でやることが大切なので、誰一人地震で命を落とさないよう、皆で耐震改修をやりましょう。
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資料 | 配布資料 | なし | ブース展示 | なし |