グループ名称

グループ名称 NPO法人 日本公開庭園機構
グループの属性 NPO法人 活動地域 日本各地
テーマ こどもたちのために「緑化による安全な道づくり、まちづくり〜安全は美しい」
発表者 代表 佐藤 哲信氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション
発表内容
・日本公開庭園機構は全国各地で行政や環境団体・まちづくり団体、企業などと協働で「安全緑地見本園」を公園や通学路に設置
するなど、道沿いの安全緑地づくりを提唱している。悪い点ばかり指摘するのでなく、模範例を探して提示したり、さらに安全な緑地の見本を行政等と一緒に作る活動だ。
会員は庭好きな市民や専門家、緑関係の企業、行政職員など多様で、東京・首都圏を中心に全国に260人に広がってきた。会員は楽しみながら安全な道沿いオープンガーデン作りを自宅の庭からつくることなどにも取り組んでいる。


・災害時には「道」は避難や救急・救助活動、物資の輸送など全ての要になるものだ。首都直下型地震の被害想定では大量の帰宅困難者が発生するというが「道の安全」は大きな注目点だ。ブロック塀、自動販売機の転倒など、まちの危険は市民がつくっているともいえる。一方、道沿いの危険を防ぐ対策を緑化によって行なえば安全面だけでなく街の景観もよくなる。この際子どもや車椅子の目線を忘れてはならない。例えばブロック塀を生垣にする際「角地の1m、道沿いの30cm」を低い植え込みにすると、そこは何かのときに子どもも大人も頭や心臓が隠せる空間になる。つまりまちの安全も市民自身がつくるものといえる。
・昨年は巨大地震が想定される5都市で「緑化による防災の道づくり・まちづくり〜太平洋沿岸リレーシンポジウム」を、「第1回全国防災まちづくりフォーラムin仙台」の開催に合わせ仙台を皮切りに開催した。今年は日本の人口の1/4がいる一都三県で開催する。
・団塊世代の退職金は50〜80兆円と言われているが、どこに金をかけ、何を次世代に残すかが問われている。緑化を通して安全を皆で作っていきたい。

資料 配布資料 ブース展示 なし

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