グループ名称

グループ名称 仙台市福住町町内会
グループの属性 自主防災組織 活動地域 仙台市宮城野区
テーマ 災害に強い町内会のあり方と防火・防災姉妹提携町内会の提案
発表者 町内会長 菅原 康雄氏
発表方法 発表者による説明 ビジュアルプレゼンテーション
発表内容 ・「町会にもみんなの命を守る方法があった」ことをご紹介する。福住町町内会は340世帯の規模であるが、個人情報をあえて盛り込み、各自の役割を明記した防災マニュアル(防災わがまち 自主管理マニュアル)を全戸に配布している。また名簿作り、年1回の防災訓練(住民全員に役割があるため全員参加)、独居老人への家具転倒防止対策など、できる限りの防止対策を行なってきた。行政の援助を待っているのではだめで、まず自分たちが動き出すことだ、という意識も定着してきた。私達の町では自主防災会はできてまだ2年だが、こうした活動に対し、昨年、町内会として防災担当大臣表彰を受け、市長からの感謝状も頂いた。
・こうした中、平成17年8月16日11時46分宮城沖地震が発生した(宮城野区では震度5強)。町内では日頃からマニュアル化してある通り安否確認を実施し、2時間後には書面を作成、区役所に自転車で報告に行った。震度が大きかったにもかかわらず、ガスがマイコンメーターで止まったが復旧の仕方が分らないなど小さなトラブルの他町内に被害はほとんどなく、日頃の訓練の大切さが改めて認識された。
・私達は、いざというとき助け合える姉妹町内会を近隣市町村で作って平常時からお互いの交流と親睦を図り、「顔見知り」になっておく必要があるとの考えを持っている。今年5月1日に初めて姉妹町内会の締結を行い、近隣の町内会との勉強会も始めている。
・今後の課題は次の3つである。①町内資源の活用(医療施設や大工さんなどさまざまな技能・技術を持った人、若者の活用)②他町内会との一層の連携の必要③「人と動物とが一緒に避難」への取組み(中越地震などでも見られるように、ペットの避難問題は被災者の心身の健康保持にも大きく関わる問題であるため)


近隣町内会との研修会

資料 配布資料 ブース展示 有(資料配布)

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内閣府政策統括官(防災担当)

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