グループ名称 | 東山学区連絡協議会 | |||
グループの属性 | 自主防災組織 | 活動地域 | 名古屋市千種区東山学区(24町内会) | |
テーマ | 持続的な資源ゴミ回収事業での防災備品購入 | |||
発表者 | 木股 知宥(ちひろ)氏 | |||
発表方法 | 発表者による説明 | ビジュアルプレゼンテーション | 有 | |
発表内容 | ・「東山学区連絡協議会」は名古屋インターより数分に位置し、構成は24町内9,000世帯18,000人という大きなものだ。 ・学区で購入したばかりの「防災広報車」は200万円するもので、ナンバーは119だ。他に発電機やビニールシート等300万円かけ防災用の備品を揃える予定だ。 ・このような大金をどう集めたかお話しする。6年前、市から各学区に参加依頼のあった“リサイクルによりゴミの量を減らそう”という資源回収事業に参加したことに始まった。当学区では24の町内会長などから「やろう!」という声が上がり、従来こうした活動をしていた老人会や子ども会主体でなく、学区で一括し、120箇所に回収場所を設置、組織的回収が始まった。 ・当初、指定外業者による資源物の盗難が起きたが、住民のコミュニケーションをとり回収場所の監視を呼びかける一方、正規の回収車に「学区回収」の表示をすることで、盗難は徐々に減った。 ・月一回の回収で回収金が溜まっていくので使おうということになった。使い道をいろいろ議論した結果、災害に関する備品を買っていこうということになり、町内会ごとに住民の意見を聞いた上で購入品リストを作った。 ・資源ゴミの回収→備品購入がスムースに運んだのは住民の協力の賜物だ。当学区では盆踊りをはじめさまざまな祭事を意識的に行なうなどしてきたため、日頃のきずながあるからだと思う。「防災意識」は初めから高かったわけではないが、資源回収で得た金の使い道をいろいろと議論して「防災品の購入」に落ち着いた頃には、住民の防災意識も高まってきていた。 ・「自分たちや地域は自分たちで守る」という意識はもう変わることはないので、この活動をこれからも続けていきたい。 | |||
資料 | 配布資料 | 有:メモ欄つきビジュアルプレゼンテーション内容 | ブース展示 | なし |