04.有珠山周辺地域における安全性を強化するため、地域防災拠点施設の整備が進められた。

 【区分】
第6期 第5期以降も続く課題(噴火後1年以降)
6-03.復興に向けた取り組み
2.災害に強い地域づくり
【教訓情報】
04.有珠山周辺地域における安全性を強化するため、地域防災拠点施設の整備が進められた。
【文献】
◇[『有珠山周辺防災まちづくり計画』北海道・伊達市・虻田町・壮瞥町(2002/6),p.18]によると、地域防災拠点施設の整備の基本方針は以下の通りである。
有珠山周辺地域における安全性を強化するため、災害時には災害対策の拠点として機能し、平常時には防災に関するPR、教育、訓練等のコミュニティ活動の場となる地域防災拠点施設の整備を進める必要がある。
○ 防災拠点センターの整備
役場庁舎や消防庁舎、防災教育施設、災害時の一次避難施設等、災害時の総合的な拠点となる施設を整備する。
○ 防災行政無線の整備
屋外拡声機、文字伝送表示板、戸別受信機移動系防災行政無線等を整備し、地域の防災基盤を強化する。
○ 避難所、ヘリポートの整備
災害時の避難所や救急用ヘリコプターの離着陸場を整備する。
○ 防災備蓄センターの整備
災害時に備え、食糧や生活必需品を備蓄し、災害発生時には、備蓄物資の供給と同時に救援物費の集配の拠点となる施設を整備する。
○地域防.災拠点施設の整備
◇[『有珠山噴火災害に伴う復旧・復興状況について』北海道(2004/3)]によると、平成16年3月時点における防災地域拠点の整備状況は以下のとおりである。
〈伊達市防・防災センター〉
・平常時には、防災に関する情報提供、体験学習、訓練等の活動の場として、災害時においては、現地災害対策本部としての機能を備えた施設(消防庁舎と合築)を地域防災拠点施設整備モデル事業により整備(平成15年11月完成)
〈虻田町防災センター〉
・非常時における一時避難所・防災備蓄機能等を持たせた拠点施設を役場本庁舎、消防庁舎との合築により整備(平成15年3月7日完成)

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