2-3. 十勝沖地震(1952年)


【区分】
第2期 事前対応期(北海道周辺における地震・津波の歴史)
2-3. 十勝沖地震(1952年)
【文献】
◆北海道周辺で戦後に発生した地震のうち、被害の規模の大きかったものをもうひとつ選ぶとなると、やはり1952年の十勝沖地震を忘れるわけにはいかないだろう。1952年3月4日10時23分に発生した十勝沖地震の震源は、北緯41度48分、東経144度08分の千島海溝。地震の規模もマグニチュード8.2と大きく、北海道では池田・幕別・豊頃・厚真で震度6、釧路・帯広・浦河で震度5を記録。死者28名(行方不明者5)のほか、家屋の全半壊ならびに一部損壊は計8500以上(とくに霧多布周辺に被害は集中)も出た。厚岸湾では4mの津波が記録されている。[『北海道南西沖地震奥尻町記録書』奥尻町(1996/3),p.218]

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