阪神・淡路大震災教訓情報資料集【08】港湾施設の復旧と船舶利用

教訓情報資料集

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  • 2.第2期・被災地応急対応(地震発生後4日~3週間)
    • 2-05.都市基盤・サービスの復旧
      • 【08】港湾施設の復旧と船舶利用
        • 01.国・神戸市・神戸港埠頭公社の間で、神戸港の災害復旧の分担が早急に決定され、緊急復旧が行われた。その結果、1月末段階で公共バースの3分の1を超えるバースが使用可能となった。
          • 01) 19日深夜から早朝にかけての緊急協議により、国、神戸市、神戸港埠頭公社の3者間における神戸港の災害復旧の役割分担が決定された。
          • 02) 2月1日までには、貨物輸送用57バース、旅客輸送用14バース、計71バース(公共バース186バースの3分の1超)が使用可能となった。
        • 02.ライフライン復旧支援者や被災者の宿泊場所として、フェリー等がホテル・シップとして利用された。
          • 01) ライフライン復旧などにあたった多くの広域応援者の宿泊場所として、宿泊施設の整ったフェリーが活用された。
          • 02) 被災者の避難場所としてフェリーの提供もあったが、その情報が広く行き渡らなかったことや、交通の問題もあり、あまり利用されなかった。
        • 03.鉄道・道路の寸断による陸上交通にかわる旅客交通手段として臨時航路が開設され、活用された。しかし一方で、バース規格の差異により寄港できる船が限られるという問題もあった。
          • 01) 陸上交通に代わる旅客輸送手段として臨時航路が開設され、1月19日より次々と運航が開始され利用された。
          • 02) フェリー埠頭が損傷を受けて利用できず、他のバースでは荷役不可能なため運航できないフェリーがあった。
          • 03) フェリーの運航も、発着地周辺の道路交通の影響を強く受けた。☆

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