阪神・淡路大震災教訓情報資料集【01】避難勧告

教訓情報資料集

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  • 1.第1期・初動対応(初動72時間を中心として)
    • 1-11.二次災害・被害拡大防止
      • 【01】避難勧告
        • 01.地震による地滑り、土砂崩れの発生、建物倒壊等の恐れから、兵庫県下で52箇所、約77,000名(1月中)を対象とする避難勧告が発令された。当初は情報連絡が混乱する事態も生じた。
          • 01) 地震による地すべり、土砂崩れの発生、建物倒壊などのおそれから、兵庫県内では1月中に52箇所77,133名に避難勧告が発令された。
          • 02) 現場では、マスコミ報道による避難勧告の情報が早かったり、誤報などもあって、大きな混乱が発生した。
        • 02.神戸市東灘区のLPガス漏洩に伴う避難勧告では、住民への指示が十分行き渡らず、避難所が混乱するとともに救出活動などにも影響があった。
          • 01) 現場と災対本部の連絡は混乱し、住民への指示も十分とはいえなかった。
          • 02) この避難勧告によって、同地域内で行われていた救出活動・応急対策活動の中にはやむを得ず中断したところもあった。
          • 03) 避難勧告は、LPGの移送開始および警戒体制の整備に伴い1月18日夕刻に一部解除され、最終的には1月22日午後14時30分に全面解除された。
          • 04) 避難勧告によって、避難先からの再避難などが必要となった。避難者数が一挙に倍増した避難所もあり、食料物資の確保などのために避難者数を把握することも難しい状況となった。

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