平成16年に発生した風水害教訓情報資料集

【平成16年に発生した風水害教訓情報資料集について】



 平成16 年(2004年)は、観測史上最多となる10 個の上陸台風を記録しました。また、台風だけではなく、梅雨前線豪雨や集中豪雨も発生して全国のアメダス100 地点以上で各々時間雨量、日雨量の記録を更新しました。これらにより、全国各地で水害、土砂災害、高潮災害等が発生し、多くの死者・行方不明者が出ました。
 平成16 年の風水害は、被害の特徴として「中小河川において越水、破堤被害が多く発生した」、「過去最多の土砂災害が発生した」、「広範囲の沿岸で高潮災害、異常潮位が発生した」、「死者・行方不明者の約6割が65才以上の高齢者で、洪水・氾濫でも多くの高齢者が亡くなった」ことがあげられます。
 平成16年に限らず、風水害によって毎年、何らかの被害がもたらされてきました。この被害をいかに軽減できるかが大きな課題となっています。
 「平成16年に発生した風水害教訓情報集」は、風水害による被害の実態を踏まえ、被害発生の原因となる台風などの気象状況から、災害に備える事前対応段階、救援・救助から復旧に取り組む段階に至るまでの情報を収集・整理し、データベース化したものです。毎年発生する風水害に対し、中央・地方の防災関係機関が参考となる情報を見出し、適切な対応に資することを目的として取りまとめたものであります。ぜひ、多くの防災に携わる皆様をはじめ、多くの方々にご活用いただきたいと考えております。

教訓情報資料集の概要

教訓情報資料集の活用方法

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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