ぼうさいカフェ(損保協会)(減災への取組)

ぼうさいカフェ(損保協会)【(社)日本損害保険協会】

特徴

  • 1. 防災専門家といっしょにお茶を飲みながら気軽に話し合うことで、一般市民が安全・安心を考えるきっかけづくりにつなげるための新しい試みである。

  • 2. 開催に当たり、より多くの会社員や学生が参加しやすいよう十分配慮のうえ、会場や時間帯を選定した。

概要

「ぼうさいカフェ」は、一般市民を対象とし、交通安全や自然災害など安全・安心に関するテーマについて、専門家ゲストによる講演会と参加者全員による自由な意見交換を行うものである。

2006年10月11日、25日、11月8日、22日、12月6日の各水曜日(時間はいずれも18:30〜20:30)の全5回シリーズで、東京都千代田区内のカフェを会場に開催された(定員は各回50名)。

「ぼうさいカフェ」光景(1)「ぼうさいカフェ」光景(2)

目的

防災の専門家ゲストによる講演会だけではなく、参加者全員で普段から疑問に思っていることや他では聞けないことなどをお茶を飲みながら気軽に話し合うことで、これからの安全・安心を考えるヒントとし、安全・防災意識を高めてもらおうとするもの。

経緯及び活動状況

  • 1. 「ぼうさいカフェ」は、社団法人日本損害保険協会が、協会の発行する防災等に関する総合安全防災誌「予防時報」の執筆者の中から防災の専門家をゲストに招待し、一般の参加者と安全や防災について自由に議論してもらうため、2006年に実施した取組である。

  • 2. 「ぼうさいカフェ」の特徴は、以下のとおり。

    • (1)専門家をゲストに招き、少人数の参加者と膝をつき合わせて質疑・意見交換ができる。(双方向のコミュニケーションを図る)

    • (2)オープンな喫茶店で飲み物(お茶菓子)付の気楽な雰囲気で開催する。

  • 3. 2006年は、10月〜12月に全5回シリーズ(いずれも水曜日の18:30〜20:30)で開催された。
    また、各回とも、定員は50名、東京都千代田区内のカフェを会場に、前半は専門家ゲストによる講演会(話題提供)、後半は参加者とのフリーディスカッションの形式であった。

  • 4. 各回のテーマは、以下のとおり。

    第1回
    (10/11)
    〈交通安全〉身につけよう!事故に遭わない心得を
    交通安全システムを構成する「人」・「自動車」・「道路環境」から、交通安全の向上について考える。
    第2回
    (10/25)
    〈火災対策〉覚えよう!火災から身を守る術を
    過去に発生した火災や今後予測される火災の特徴から、火災に対する心構えを考える。
    第3回
    (11/8)
    〈風水害軽減〉学び合おう!災害の教訓を
    過去の気象災害の事例から、将来の防災対策について考える。
    第4回
    (11/22)
    〈津波防災〉語り継ごう!津波のこわさと人の勇気を
    講談「浜口梧陵伝」とともに、解説を加えることで過去の津波による被害の教訓を伝えていくことの大切さ・難しさについて考える。
    第5回
    (12/6)
    〈明日の安全〉考えよう!これからの私たちの安全を
    明日の安心を得るための一人ひとりの役割・限界を探り、日本のあるべき姿について考える。
  • 5. 開催に当たっては、より多くの一般市民に参加してもらうため、開催日時、空間の開放性や照明などを考慮した会場の選定、参加者の興味を引くテーマの設定などに配慮するとともに、マスコミ等を通じた積極的なPRを図った。

団体名社団法人 日本損害保険協会
連絡先住所〒101-8335 東京都千代田区神田淡路町2−9
担当業務企画部
電話番号03-3255-1397
E-Mailangi@sonpo.or.jp
URL../../../tolink/out548.html

ssh19016

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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