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大津波警報受け通行止め配置を手配~現場へ向かった作業員は危機一髪~

東日本大震災(平成23年3月)

大津波警報受け通行止め配置を手配~現場へ向かった作業員は危機一髪~

(宮古市 30代 男性 建設会社社員)

大津波警報受け通行止め配置を手配~現場へ向かった作業員は危機一髪~のイラスト

私は道路の維持管理の仕事をしています。震度4以上の時にはパトロールを実施することになっていますので、大きな横揺れがしつこく続く中、外にいた2人の作業員にパトロールを指示しました。

自分もパトロールに出ようとした矢先に、市の防災無線から「大津波警報が発令されました」との声が流れました。大津波警報発令時は、国道45号線の宮古管内の5か所を通行止めにすることが国との間で決められていますので、すぐに現場事務所に引き返し、電話で通行止めの配置の手配をし、そばにいた人間に一番遠いところに行くよう指示しました。

その辺りで停電になり、一般電話も携帯も不通になって、通行止めの指示は出したものの実際にできたかどうか分からない状況になりました。

配置場所に向かった作業員の中には、被災した地域を通って行った人間もいましたから、もう少し遅かったら津波に巻き込まれていたかもしれません。まさに危機一髪だったと思います。

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