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決められた手順のFAXきっかけに、避難所名簿や仮設希望も早期に把握

東日本大震災(平成23年3月)

決められた手順のFAXきっかけに、避難所名簿や仮設希望も早期に把握

宮古市 40代 男性 市役所職員

決められた手順のFAXきっかけに、避難所名簿や仮設希望も早期に把握のイラスト
インタビュー日:2012年9月10日

翌3月12日から水が引けてきたので、市では全職員で建物の被害状況、あわせて、人的被害状況を調べはじめました。調査をしていると、避難所がこことここにあるよとか、情報が入ってきましたね。教えてもらった情報を市役所に帰ってから、ホワイトボードに書き出していくと、ここに300人いるとか、500人いるというのがわかってきて、本部会議で対応を話し合いました。

避難所を回る際に、自宅が全壊しているかなどから仮設住宅への入居希望も聞きながら、パソコンに打ち込み、名簿を作成していきました。その日の午後5時の段階では、56か所の避難所に8,468人の避難者数がいることを把握し、14日には指定避難所以外の学校や公民館なども含め85か所の避難所の名簿を、プリントアウトして張り出しました。

仮設住宅も大体3000戸ぐらい必要になるんじゃないかということで、14日には仮設住宅で必要となる布団、鍋やお皿など、生活用品について、災害協定を締結しているホームセンターに、FAXで調達を依頼していました。

高齢者や病気がある方については、廃止にしようとしていた雇用促進住宅に3月中に入居してもらったうえで、仮設住宅は小・中学生の学区にも配慮して地域コミュニティを維持したまま一括で入居できるようにし、5月から入居を開始し、8月に終了することができました。

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