「中学生の「防災学」」

宮城県北部を震源とする地震(平成15年7月)

中学生の「防災学」

(宮城郡 30代 男性 役場職員)

地震の被害があった後、耐震診断の授業を受けた子どもたちが先生となって地域で講習会をやったんです。参加するおじいちゃん、おばあちゃん世代の人も、孫世代から言われると身にしみるのか、耐震の大切さを実感されたようです。

地場産品を販売する産業祭の中でも、中学生の子供たちが一つのテントを持って、模型やパネルを置いて、お客さんたちに耐震の大切さというのを一生懸命アピールしていました。

これをきっかけに、地元の中学校で「松島防災学」が始まりました。図上訓練をやってみたところ、いろんな意見が出て時間が足りませんでした。来年は図上訓練だけを、半日ぐらいかけてやろうかなと思っています。

これから大人になる中学生たちに防災の正しい知識を身につけてもらうことは、とても大切なことだと思います。

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