「地震直後の避難は危険がいっぱい」

宮城県北部を震源とする地震(平成15年7月)

地震直後の避難は危険がいっぱい
~間一髪ヘルメットで命びろい~

(東松島市 30代 男性)

今回の地震でも家の裏のガケが崩れたりして大変でしたが、私は小学5年生のころに、昭和53年(1978年)の宮城県沖地震を体験しているんです。

あのときは、大きな地震が起きて、先生がとにかく早く家に帰れというので、友達数人と一緒に自転車で下校したわけですが、途中の山道で、上の方から小石がパラパラと落ちてきて、かぶっていたヘルメットにあたったのです。

で、直感的に危ないと思って、ありったけの力で自転車をこいでその場を通り過ぎました。後ろを振り返ると、くずれてきた土砂で道がふさがっていました。まさに間一髪でした。

先生が、「早く帰るように言って悪かったな」って言っていたのを今でも覚えています。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.