「大切な着物が泥水で台無し」

平成17年台風第14号(平成17年9月)

大切な着物が泥水で台無し

(杉並区 70代 女性)

めったに着物は着ないし、居間で着ると犬が鼻をくっつけたりするので、地下室に大きいビニールを二重にして帯から草履までひとまとめにして置いていました。

その中には、16のときに、有名な神楽坂の三味線のお師匠さんからいただいた着物もありましたが、水をかき出すことに夢中で、それが地下にあったこともすっかり忘れていたんです。

気がついた時には10日も経っていて、もう着物も帯も使えなくなってしまっていました。結局、着物も帯もみんな捨てることになりましたが、水を含んだ着物は重くて、ひとりでは持てませんでした。

大切なものは、もう絶対地下室には置きません。

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

Copyright 2017 Disaster Management, Cabinet Office.