「災害でわかるコミュニティのありがたさ」

福岡県西方沖を震源とする地震(平成17年3月)

災害でわかるコミュニティのありがたさ
~地元記者の視点~

(福岡市 50代 男性)

私は記者ですが、地元の記者としては、島の人たちが生活を再構築していく姿を記事で追っていくことにしました。コミュニティがしっかりしているということが、防災面で非常に大きな意味を持つということを、都市の住民に知らせていく意味があると思ったからです。

あれほど壊れたのに、なぜケガ人が少なかったのか、なぜ火事が少なかったのかという視点に立つと、やっぱりコミュニティがしっかりしていたからといえます。だから、中学生やお年寄りがいろいろ活躍したこと、コミュニティの中でその役割をひとりひとりがやった、それぞれに役割があったということを記事にしました。

それと都市防災。マンションの中の壁に亀裂が入ったり、中が壊れていても、外から見ただけではわからないわけです。それが、たまたまうちの社員が1人そこに住んでいて、中に住んでいる方々が大変なことになっているという話がわかってきたので、都市部の話をもう1つの柱にしました。

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