「1校区に100万人が避難!?」

福岡県西方沖を震源とする地震(平成17年3月)

1校区に100万人が避難!?
~実情に合った表示やマニュアル必要~  

(福岡市 60代 男性)

ここの小学校区には、大きな繁華街があります。たかだか1つの校区に、休日の昼間人口が100万人集まるとも言われています。

避難所に指定されている公園は、繁華街の真ん中にあります。公園を「避難所」と表示するのがルールなのかも知れませんが、あそこは「一時避難場所」 としてしか使えないから、「一時避難所」と明示すべきじゃないかと、今回の地震を教訓に陳情している人もおられるわけです。

マニュアルも同じで、従来の校区のマニュアルではカバーしきれない部分がたくさんありました。デパートや企業も、お客や社員を外に避難させて終わりではなく、行政や地域と連携した被災時の受け入れ態勢についても考えてもらいたいなと思いました。

マニュアルに地区が合わせるのではなく、地区にマニュアルを合わせるということですね。

※一時避難場所は、広域避難場所へ避難する前に、近隣の避難者が一時的に集合して様子を見る場所、または避難者が避難のために一時的に集団を形成する場所で、集合した人々の安全が確保されるスペースを有する学校のグランド等を指定しています。

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内閣府政策統括官(防災担当)

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