「すぐ役に立った防災訓練」

福岡県西方沖を震源とする地震(平成17年3月)

すぐ役に立った防災訓練

(福岡市 70代 男性)

2004年の12月6日に、初めて小学校区に防災組織をつくりました。「消火班」「避難誘導班」「救出救護班」「情報班」「給食給水班」「防犯班」という6つの班と本部という形でつくったわけです。組織を作ったからには、やっぱり訓練をしなきゃいかん、すぐ訓練をしようじゃないかということで、翌月、1月17日に防災訓練を行いました。

災害を想定して、老人会などに「避難訓練する人は公民館に集まって」と呼びかけました。そして、安否確認のための点呼を取ったり、担架でけが人を運んでみたり、公民館から小学校の体育館までお年寄りを誘導するというような訓練をしました。

これが、実際の地震のときに非常に役立ちました。もし訓練をしていなかったら、校区の役員も何をすれば良いのか、途方にくれたでしょうね。何だかんだ言っても、訓練をしないと動けないですからね。

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