「のんびり聞こえた「避難勧告」」

平成16年台風第23号(平成16年10月)

のんびり聞こえた「避難勧告」
~緊迫感なかった防災無線~

(豊岡市 50代 男性)

夜になって防災無線が入ったんですが、何とものんびりした感じなんですよね。おとしよりのためにゆっくりしゃべるということもあったのかもしれませんが、何だか避難命令という緊急性とはかけ離れているように思いました。

もう家の玄関のところに水が来てしまっているのに、「避難勧告が出ました」とペラっと緊迫感のない声で言っているだけなんですよ。もう少し大きい声で、大変な状況になっているということが伝わってくるような調子で言ってもらえば良いのにと思いました。

情報の伝達にもスピード感がほしいですよね。昔は地区の消防団などを介して、近くの川の水位が今どのくらいになっているというような情報が、すぐに家々に伝わって来たものです。防災無線のリアリティーのなさもそうですが、もうちょっと地域の情報がすぐに伝わる仕組みが必要ですね。

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