「お母さんの顔も揺れていた」

阪神・淡路大震災(平成7年1月)

お母さんの顔も揺れていた

(神戸市 20代 女性 学生)

当時私は小学校の1年生だったのですが、一人っ子だし、母と1つの部屋で、寝ていました。地震の時は、お母さんに名前を呼ばれて、ぱっと目が覚めたのですが、自分も揺れているんですけれど、お母さんの顔も揺れていました。

真っ暗の中で寝ることがあまり好きでなかったので、オレンジ色の小さい豆電球をずっとつけて寝ていたんです。目が覚めたとき、その電球がついていたことと、長く伸ばしたあかりのスイッチのヒモが大きく揺れていたのをはっきり覚えています。

大学生になった今も「揺れ」には敏感で、ポートライナーに乗っていて揺れるとわかっていても、何か恐い。大きい道沿いにあるお店の2階にいて、トラックが道を通った時に揺れたりするのも気になるんです。

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