「避難の準備をする間、ジャーのごはんをおにぎりに」

平成16年台風第23号(平成16年10月)

避難の準備をする間、ジャーのごはんをおにぎりに

(福知山市 50代 男性)

当時、避難所の毛布が足らなかったという話をよく耳にしました。だけど、あのとき、週末でお父さんたちも家にいたのに、何で自分らの毛布一つ持っていかなかったのか、行政に対してものを言う前に、「じゃあ、自分はどうだったの?」と思うのです。毛布は2枚あったほうがいいし、3枚あったほうがもっといいわけです。

それから、避難の準備をするときには、ジャーの中のご飯を出しておにぎりを作るとか、冷蔵庫のソーセージを袋に入れるとか、いろいろ考えられますよね。

市のほうが人数分きっちり用意したとしても、それを運んで来られない場合もありますから、常に自己防衛策を頭のすみにおいておくことが必要だと思いますね。

毎年9月に地域の防災訓練があって、避難訓練をやっていますが、うちの自主防災としては、できるだけリアルに、必要な荷物を持って逃げる訓練に参加してくれる人を増やしていきたいと思っています。

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