「危機一髪、家を出た後に土砂くずれ」

平成16年台風第23号(平成16年10月)

危機一髪、家を出た後に土砂くずれ

(宮津市 30代 女性)

その当時、上の子が幼稚園で、下の子が保育所に通っていました。私は仕事中だし、家族みんなが川を挟んでばらばらのところにいたわけです。

上の子は幼稚園が終わって実家のほうに預かってもらっていましたが、実家に迎えに行こうにも川を渡らなければならないのです。

で、実家のほうに、「雨がすごいし、川の水があふれてきているみたいだから、私の家のほうに行っといて」とお願いしたんです。それから保育所のほうは主人に引き取りを頼みました。

結局、母が家を出た何分後かに土砂崩れがあって、家は全壊しました。実家は一番山側にあって、その年は結構雨が多く、何回か近くのがけが崩れていたので、何となく「怖いな」と思っていました。早く移動してもらって、ほんとに良かったなと思っています。

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