「「休んでね」と言ってる自分が休んでない」

平成22年梅雨前線による大雨災害(平成22年7月)

「休んでね」と言ってる自分が休んでない
~ボランティアもスタッフもついつい熱中しがち~

(山陽小野田市 30代 女性 看護師)

猛暑でしたから、冷やしたタオルを入れたクーラーボックスを肩にかけ、配って回りました。もっと遠くまで届けたかったけれど、やっぱり徒歩しかありませんから、ボランティアセンターから行ける範囲ってすごく限られてしまうのです。それに、ある種の力仕事ですから、女性の私たちには体力的にきびしいものがありました。そういう時は、もっと男性のサポートがあったらいいなと感じました。

ボランティアさん達の健康管理も仕事のひとつでしたから、センターに戻ってきたボランティアさんには、すぐに涼しいところで休むように言いました。「建物の中にいても熱中症になりますからね」って言いながら。

休憩をとったボランティアさんを送り出してから、「あ、自分もご飯食べてない」って気づくこともありました。みんなには「休んでね」と言っておきながら、「自分が一番休みをとってないな」って思うことも。

ついつい一生懸命になっちゃうのはボランティアさんも同じだと思いますが、反省しなくちゃいけませんね。

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