「運転中で地震の大きさ気付かず」

平成13年(2001年)芸予地震(平成13年3月)

運転中で地震の大きさ気付かず
~カーラジオで規模知り職場へ直行~

(呉市 50代 男性 市役所職員)

地震が起きたときは、ちょうど土曜日でしたので、子供を連れて広島へ行くため、車に乗っていました。信号待ちをしているとガタガタしだして、最初は地震だとは思わず、車の調子が悪くなったかなと思いました。揺れが長く続くので地震だとわかったのですが、車の中にいたので、そんなに大きいとは感じませんでした。カーラジオをつけると、なんだか大きな地震みたいなことを言っていたので、すぐに職場に行かなきゃと思い、車で引き返しました。職場から自宅が近くて、子供も中学生だったので、子供は職場から歩いて帰らせました。

市役所に来たらガラスが割れていたり、壁にはヒビが入っていたり、ロッカーや机の引き出しがいろんな方向にとび出たりしていて、部屋の中は足の踏み場もないような状態でした。とにかく職員を集めなきゃいけないとは思ったんですが、電話が混雑してつながらない状況でした。

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