「地域で緊急避難場所の提供を考えよう」

東海豪雨(平成12年9月)

地域で緊急避難場所の提供を考えよう

(名古屋市 80代 男性)

避難場所に学校とか公共施設だけを指定するのでは、とても収容能力が足りないと思いますね。

あの時、緊急的に近くの施設に避難した人たちがいましたが、水害の場合には、隣でもいいし、何階でもいいから、地域で共存して助け合って生きるという考え方から、民間にも避難場所の提供をあらかじめお願いしておくことも必要ではないかなと思っています。

断る人もあるだろうけど、3軒に1軒は協力してくださる方もいらっしゃるからね。そういうことを行政や自治会が積極的に声掛けしてやったらどうかと。

車椅子の人は、腰まで水が来たら、移動はできません。

近くの川の堤防が決壊して5メートルの濁流が来たら、遠くの避難所へは逃げようがないわけで、そういう時はやっぱり隣の2階、3階の家へ緊急避難っていうこともやらないといけないと思います。

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