平成20年8月末豪雨(平成20年8月)
住民もボランティアで田んぼのごみ拾い
(額田郡幸田町 60代 男性)
水害で浸水した田んぼには、あき缶だとか、プラスチックのかたまりだとかが、たくさん流れこんでいました。農協さんが240人くらいで田んぼのごみ拾いに来てくださるということだったので、それにあわせて地域の方にもごみ拾いのボランティアをお願いしました。「洪水で生活関連のごみが田んぼに流れこんでいるので、ゴミ拾いのボランティアに協力して下さい」というふうに放送で流したんです。
当日は、若い女性の方とかおとしよりの方とか、農業を専業でやっていない方が大勢加わって80人も参加してくださいました。終わりの時間になっても、積極的にやってくれた方もいて、本当にきれいになりました。ちゃんとお礼の放送も流しましたよ。この地域では、昔から「川役、道役、草役」 ※ の「三役」というのがあって、農家、非農家関係なしに参加する伝統があるので、それで、たくさん集まってくださったのかもしれませんね。
※川役は川の清掃活動、道役は沿道の清掃・整備活動、草役は草刈りのこと。