「「ボランティアします」新聞販売店でPR」

平成20年8月末豪雨(平成20年8月)

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(名古屋市 50代 男性 NPO代表)

私たちは、翌日にはボランティアセンターを立ち上げ、水害の後かたづけなどのお手伝いをしようと意気込んでいましたが、センターへの依頼は思ったほど多くは来ませんでした。

今回は内水氾濫 でしたから、水は雨が止んでしばらくするとサーっと引いてしまうんですよね。2日後ぐらいに被災した地域を歩いてみましたが、どの家が水につかったのか判断がつかないほどでした。

そこで、通りにあった新聞屋さんの店頭に「ボランティアします」という張り紙を貼らせてもらいました。泥出しや後かたづけなど、お手伝いするのでとにかく連絡をして下さいということでね。

それからは、その張り紙を見たという人たちから依頼がくるようになりました。我々ボランティアの存在を意識していない人たちからのニーズをどう掘り起こすかが、これからの課題のひとつではないかと思います。

※内水氾濫とは、川から水があふれたのではなく、町や農地に降った雨がそのままたまってあふれることをいう。

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