「マイカー水没の経験生かす」

平成20年8月末豪雨(平成20年8月)

マイカー水没の経験生かす

(名古屋市 60代 男性)

私は実を言うと、8年前の東海水害 のときに買ったばっかりの新築の家が床下までつかったという、とんでもない経験があります。

私の家は6軒の建て売り住宅のひとつで、他のみなさんと同じ時期に入居したんですが、いつも雨が強く降り始めると、近くにある高い土手のところにご近所の車がずらっと並ぶんですよ。「何でなんだろう」と、新しく入った仲間同士で話はしていたんです。

ところが、当時雨がはげしく降ってきて、タイヤの下あたりまでだった水が、だんだんこう上がってくるわけですよ。どの段階で上の方に移せばいいんだろうって、みんなが迷っているうちに、もう抜き差しならなくなっちゃって、家は床下浸水になり、車も使いものにならなくなってしまいました。

だから今回は、これだけ雨が降ったら、どれぐらいの水が溜まるとか、いつごろ車を上に上げなきゃならないかということがだいたい分かっていましたので、大雨に関する情報をテレビやラジオなどで一生懸命集めて対応できました。

※東海水害:台風14号(平成12年)に伴い東海地方を襲った集中豪雨は、愛知県下に甚大な被害をもたらした。

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