「ご近所の分も撮っておけばよかった被害写真」

（諏訪市 50代 男性）

うちは床上浸水ということで保険とか災害の判定を受けたんですが、家のここまで水が来たんだよと説明する証拠に写真を撮っていました。矢印をかいたりマーキングしたりして、用意していたんです。

でも、それを用意しておかなかった家は、実際に床上に来ていても、床下だと言われかねない。気の弱い人は、「ああ、そうですか」と泣き寝入りしちゃうと思うんです。おじいちゃん、おばあちゃんなんかは、そこまで気が回らないと思うので、何かあったときには、自分も含めて、おとなりのうちの写真を撮っておこうとか、そういう助け合いもすごく大事だなと思いました。

あと、家を借りている人なんかは、災害に遭って住むところがなくなって困ったという話をいっぱい聞いていますので、地域とか市のほうで、防災訓練をするときに、弁護士さんをよんで借地権とか補償とかの話をしていただければありがたいと思います。