アジア防災センターを通じての協力
アジア防災センターは、我が国の災害教訓をアジア地域と共有するため、アジア各国の合意により、平成10年(1998年)7月に、兵庫県神戸市に設立されました。同センターは、平成30年10月現在、アジアを中心とする31か国のメンバー国と5か国のアドバイザー国とのネットワークを有するとともに、国連ISDRをはじめとする様々な国連機関、国際機関等と積極的に連携して活動しています。
- アジア防災センター
概要 (日本語)(PDF形式:2.0MB)
概要 (英語)(PDF形式:2.0MB)
ウェブサイト
主な活動:防災情報の共有(アジア防災会議の開催、各国の防災体制等の情報収集)、メンバー国の人材育成(行政担当官向け防災センター等)、コミュニティの防災力向上(防災教育マニュアルの作成、配布)
- アジア防災会議(主催:内閣府、アジア防災センター、ホスト国)
(開催実績)
第15回アジア防災会議(令和元年11月、トルコ)概要
第14回アジア防災会議(平成30年、日本)概要
第13回アジア防災会議(平成29年、アゼルバイジャン)概要
第12回アジア防災会議(平成28年、タイ)概要
第11回アジア防災会議(平成27年、日本)概要
第10回アジア防災会議(平成26年、日本)概要
アジア防災閣僚級会議
アジア地域における「兵庫行動枠組2005-2015」の推進を図るため、2005年より各国が持ち回りで開催しています。今後も新たな防災枠組である「仙台防災枠組2015-2030」の推進を図るため開催予定であり、直近では2018年7月にモンゴル(ウランバートル)にて第8回アジア防災閣僚級会議が開催されました。
- 第8回アジア防災閣僚級会議
(平成30年7月、モンゴル(ウランバートル))結果概要
- 第7回アジア防災閣僚級会議
(平成28年11月、インド(ニューデリー))結果概要
- アジア地域における仙台防災枠組推進のためのハイレベル会合
(平成27年11月、インド(ニューデリー))結果概要
APECにおける防災協力
APECはアジア太平洋地域の21の国と地域が参加する経済協力の枠組ですが、近年、防災分野が重要な分野の一つに位置づけられており、防災に関し、以下の会合が開催されています。
- APEC防災担当高級実務者会合(SDMOF: Senior Disaster Management Officials Forum)
目的:APEC域内での災害事例や防災対策に関する情報共有・意見交換
(開催実績)
第13回APEC防災担当高級実務者会合(令和元年8月、チリ)
第12回APEC防災担当高級実務者会合(平成30年9月、パプアニューギニア)
第11回APEC防災担当高級実務者会合(平成29年9月、ベトナム)
第10回APEC防災担当高級実務者会合(平成28年10月、ペルー)
第9回APEC防災担当高級実務者会合(平成27年9月、フィリピン)
成果文書:APEC DRR Framework(APEC災害リスク削減に関するフレームワーク)
第8回APEC防災担当高級実務者会合(平成26年8月、中国)
- 緊急事態準備作業部会(EPWG)
目的:APEC域内の防災能力の向上と域内連携の推進
開催:年1~2回程度