平成14年12月25日
内閣府(防災担当)
内閣府(防災担当)
アジア諸国における災害の被害軽減や予防のための取り組みの成果と課題を総括し、21世紀の新たな国際防災戦略の構築に貢献することを目的として、「アジア防災会議2003〜地球との共存:しなやかな防災社会の構築に向けて〜」を下記のとおり開催します。
記
1.開催日
平成15年1月15日(水)〜17日(金)
2.場 所
3.主 催
国連国際防災戦略(ISDR)事務局、内閣府、兵庫県、アジア防災センター、
国際防災・人道支援協議会 4.後 援 (財)阪神・淡路大震災記念協会 5.参加者 約300名(うち海外からは、アジア諸国をはじめとする政府防災関係者、国連諸機関の職員、海外の防災専門家、NGOの代表者等計約30か国60名が出席予定。) 6.記者会見 1月17日12:40より、人と防災未来センターにおいて、鴻池防災担当大臣、ブリセーニョISDR事務局長、井戸兵庫県知事により共同記者会見を行い、会議の成果等について報告する。 7.その他 詳細は別紙のとおり
神戸市中央区港島中町6丁目9番1
神戸国際会議場 国際会議室等
国際防災・人道支援協議会 4.後 援 (財)阪神・淡路大震災記念協会 5.参加者 約300名(うち海外からは、アジア諸国をはじめとする政府防災関係者、国連諸機関の職員、海外の防災専門家、NGOの代表者等計約30か国60名が出席予定。) 6.記者会見 1月17日12:40より、人と防災未来センターにおいて、鴻池防災担当大臣、ブリセーニョISDR事務局長、井戸兵庫県知事により共同記者会見を行い、会議の成果等について報告する。 7.その他 詳細は別紙のとおり
- 問い合わせ先
- 内閣府(防災担当)災害予防担当 中川、村上
- 電話 03−3501−6996(直通)
(別紙)
「アジア防災会議2003」について
1 目的等
(1) アジアでの災害の発生状況
ここ5年間の世界全体に占めるアジア地域の災害発生件数は約4割、被災者数では約9割、直接被害額では約5割をしめており、自然災害が各国の社会・経済の発展の阻害要因ともなっている。
(2) 21世紀の新たな国際防災戦略の構築
国連は、1990年代を「国際防災の10年」と定め、1994年には横浜市で世界防災会議が開催され、その後の国際防災協力の指針となる「より安全な世界に向けての横浜戦略」を策定した。同戦略の10年後のレビューに向け、本会議ではアジアの国々や国連、国際防災機関の防災政策担当者や専門家、NGOの代表者が一堂に集い、アジア地域におけるこれまでの取り組みや成果、課題を総括し、21世紀の新たな国際防災戦略の構築に貢献していく。
2 プログラム
・1月16日(木) 14:00〜17:30 (於:国際会議室301)
○開会式
○国際防災・人道支援シンポジウム
「地球との共存〜しなやかな防災社会の構築に向けて」
○議長サマリー
なお、開会式に先立ち1月15日(水)に、アジア防災センターの各メンバー国の参加を得て、第5回アジア防災センター国際会議を開催する。
1月15日(水) 9:30〜17:30 (於:会議室401/402)
○基調講演:「アジア防災センター4年間の活動と今後の展開」
○セッション:防災への総合的アプローチ
※なお、1月16日(木)の開会式及び国際防災・人道支援シンポジウムの傍聴を希望される場合は、上記担当又はアジア防災センター・荒木氏(電話078−230−0346)までご連絡ください。
・開会挨拶(鴻池防災担当大臣、井戸兵庫県知事)
・基調講演:
「アジアにおける国際防災戦略(ISDR)の取組状況と課題〜世界防災白書からの提言」
サルバノ・ブリセーニョ国連ISDR事務局長
サルバノ・ブリセーニョ国連ISDR事務局長
- ・コーディネーター
河田人と防災未来センター長/国際防災・人道支援協議会会長
ケニス・タッピング京都大学客員教授 - ・パネリスト
デイビッド・マメン ニューヨーク行政研究所所長
隅田国際協力事業団理事 等
- ・コーディネーター
サルバノ・ブリセーニョ国連ISDR事務局長
- ・パネリスト
(組織名)アジア開発銀行、アジア防災センター、国連大学、国連人間居住センター、防災科学技術研究所
・テーマ1 都市災害
・テーマ2 水災害
- テーマ1: TDRM(Total Disaster Risk Management)アプローチに向けた目標と方策
- テーマ2: 防災・災害対応における政府・NGOの相互協力
- テーマ3: GLIDE(世界災害共通番号)を利用した世界的な災害情報共有システムの構築