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地震調査研究推進本部による山形盆地断層帯、伊勢湾断層帯布田川・日奈久断層帯の評価の公表に対する防災機関の対応について

  • 記者発表資料

平成14年5月8日
内閣府(防災担当)

地震調査研究推進本部による山形盆地断層帯、伊勢湾断層帯
布田川・日奈久断層帯の評価の公表に対する防災機関の対応について

※ 地震調査研究推進本部による活断層評価の公表に際して、その公表ごとに、
  防災機関の対応について多くのお問い合わせがあるため、お知らせしているものです。
  • 1. 今回の公表について
  •   文部科学省の地震調査研究推進本部地震調査委員会では、各地域での地震防災対策の基礎資料として役立てるため、平成11年度から平成16年度の計画で各地域ごとに発生が予想される地震の揺れの大きさを示した地震動予測地図等の作成に着手し、活断層やプレート境界で発生する地震についての学術的な観点からの評価を順次行っているところです。

    この評価作業の一環として、今般、山形盆地断層帯、伊勢湾断層帯、布田川・日奈久断層帯に発生する地震の長期的観点からの発生可能性の評価がまとまったため、5月8日に公表する予定です。

      最近、特に、これらの断層周辺で地震発生に関連する徴候等が見受けられたためではありません。

2. 防災関係機関の対応   内陸の活断層による地震については、全国どこにでも起こり得るものであり、このような地震に対しては従来から地震防災対策特別措置法に基づく地震防災緊急事業五箇年計画を推進する等して地震防災対策を推進しているところです。

  今回発表された山形盆地断層帯、伊勢湾断層帯、布田川・日奈久断層帯についてはそれぞれ、山形県、三重県、熊本県において本断層を含んだ地震被害想定を既に実施し、これに即した防災対策を進めるようにしてきており、今後とも、必要な対策を推進していくこととしています。

  また、伊勢湾断層帯については、中央防災会議「東南海、南海地震等に関する専門調査会」において、地震が発生した場合の強震動分布や津波の分布の推定及び被害想定を行うとともに、それを踏まえた防災対策等を検討する予定です。

(注) ※ 地震調査委員会の公表内容に関する問い合わせについては、地震調査研究推進本部事務局(文部科学省研究開発局地震調査研究課)までお願いします。※ 本件については、官邸記者クラブ、警察庁記者クラブ、国土交通記者クラブ、気象庁記者クラブ、文部科学記者会で同時に発表しています。
<本件に関する問い合わせ先>
内閣府 地震・火山対策担当参事官補佐 斎藤 誠
       〃     参事官付主査   富田浩之
        TEL 03−3501−5693

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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