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第10回「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール・表彰式」

「ぼうさい探検隊」とは、子どもたちがチームになって楽しみながら、地域の防災・防犯・交通安全に関する施設や設備を見てまわり、その成果をチームごとに模造紙サイズのマップにまとめ、発表を通して学んだことを参加者全員で共有するという活動です。
日本損害保険協会では、この「ぼうさい探検隊」を通じて作成されたマップを対象に「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」を実施しています。
10年目となる今年度は、全国47都道府県の小学校や子ども会など449校・団体から、過去最多となる2191作品(昨年度から173作品増加)が寄せられ、およそ1万3千人の小学生が本活動に取り組みました。これまでの累計で、応募団体数は2861、応募作品数は13769となります。また、マップづくりに取り組んだ子どもたちは延べ約10万人になります。
入選15作品については、2014年1月25日(土)に東京で表彰式を開催しました。

安全・安心な地域づくり

今年度の応募作品は、全国各地で台風や豪雨による水害や土砂災害等が多く発生したことを受け、自然災害を「身近に起こりうる危険」と認識し、自分が住んでいる地域や個人の生活レベルで危機意識を持ちながら対策を考えている様子が伝わる作品が数多くありました。
ビジュアル面でも、地図を中心に据えて丁寧に書き込みをしたり、地図が隠れないようにレイアウトを工夫したりと、「地図として見やすく伝わりやすいか」という点に配慮している作品が多く見受けられました。
また、県や市など地域全体でマップ作りに取り組んでいる事例がいくつもあり、「安全で安心な地域づくり」に向けて、地域ぐるみで防災・安全教育の推進を行うという姿勢が強く感じられました。
どの作品も、自分たちが住む町に潜んでいる様々な危険や問題をしっかりと把握したうえ、地域の住民や消防・警察の方々にインタビューを行って対策を考えるなど、チーム一丸となって取り組まれた作品ばかりです。
日本損害保険協会では、今後も「ぼうさい探検隊」活動の普及を通じて、子どもたちから広がる地域の安全・安心への取組みを支援していきます。

(一般社団法人 日本損害保険協会 長江廣美(ながえ・ひろみ))
「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」の参加申込みは、../../../../tolink/out73.htmlをご覧ください。

各賞の代表児童、指導者、プレゼンターの皆様の集合写真

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