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内閣府主催「平成25年度 防災とボランティアのつどい」

1月25日(土)、東京都千代田区のTKPガーデンシティ竹橋において、「平成25年度 防災とボランティアのつどい」(内閣府主催)が開催されました。

阪神・淡路大震災では述べ、130万人もの方々によってボランティア活動が行われ、初動時の救命活動やその後の復旧・復興に大いに力を発揮されました。また東日本大震災をはじめ、近年多く発生している豪雨災害、竜巻災害、土砂災害などでも多くのボランティア・支援者の皆様の活躍が各地の復旧・復興の支えになっています。

そこで今回の「防災とボランティアのつどい」では、被災地でのボランティア活動の経験者、平時からの防災の取組の実践者、被災地でのボランティアや平時からの防災の取組に関心を持っている方を対象として、「防災ボランティア活動の次のステージを考える」をテーマに、様々な分野でご活躍の皆様にお集まりいただき、パネルディスカッション、ワークショップが行われました。

最初に、パネルディスカッション「防災ボランティア活動、次のステージに向けて」では、パネラーの鍵屋一氏(特定非営利活動法人東京いのちのポータルサイト副理事長、板橋区議会事務局長)、兼田奈津子氏(特定非営利活動法人さくらネット)、長沢恵美子氏(一般社団法人経団連事業サービス総合企画・事業支援室長)、福田信章氏(東京災害ボランティアネットワーク事務局長)、山本隆氏(一般社団法人 ピースボート災害ボランティアセンター代表理事)と会場の参加者が一体となり、「次のステージ」について活発なディスカッションが行われました。

パネルディスカッションの最後では、室崎益輝氏(関西学院大学総合政策学部教授・ひょうごボランタリープラザ所長)より、今後、被災者とボランティアがつながっていくしくみ、様々な経験、活動を共有するしくみ、活動の担い手の裾野を広げるしくみが必要であるとの締めくくりのコメントを頂戴しました。

午後からのワークショップは、「被災地を支える」「防災の担い手を育む」「多様な主体がつながる」の3つのテーマについて、全員参加の熱気溢れる活発な論議が繰り広げられました。

最後の全体共有では、「明日からできること」が参加者より次々に発表され、「次のステージ」を考える本会に相応しい閉会を迎えることができました。

詳細の内容や当日の様子については、内閣府ホームページ(http://www.bousai-vol.go.jp/h25_tsudoi/index.html別ウインドウで開きます)を御覧ください。

「防災ボランティア活動、次のステージに向けて」をテーマに行われたパネルディスカッション

「被災地を支える」「防災の担い手を育む」「多様な主体がつながる」の3つのテーマで開催されたワークショップ

「明日からできること」が発表された全体共有

所在地 〒100-8914 東京都千代田区永田町1-6-1 電話番号 03-5253-2111(大代表)
内閣府政策統括官(防災担当)

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