シリーズ 一日前プロジェクト(第20回)

もし、1日前に戻れたら…
私たち(被災者)から皆さんに伝えたいこと

災害は地震だけじゃない 〜水害への備えも必要なボランティア〜 (70代 男性)

平成20年8月末豪雨(平成20年8月)

私は、年だから早く寝るし、雨戸を閉めているので、あの豪雨のときも何が起きているのか全然わかりませんでした。いったんはうちの前もある程度水がたまったと思うんですが、さっと水が引いてしまったために「何だか葉っぱがたまっとるな」くらいの感じでしたね。
午後になって、「ボランティアセンターが立ち上がりますよ」という話があって、どこかで大きな被害が出ているんだなとやっと気がついたという状況でした。
実際に何軒かのお宅のお手伝いをさせてもらいながら、ボランティアの仲間たちと、「これからはこういうことが時々起きるんじゃないか」というような話をしました。
名古屋で東海地震の被害があると言われてから、私たちは地震について重点的にいろんなことを勉強してきたし、地震を想定した訓練にも参加させてもらったりしてきたけど、水害ということは全然頭になかったんですよ。今回の水害を体験して、次はこういうことをした方がいいとか、こういうことはだめだとか、いろいろ勉強になりました。

https://www.bousai.go.jp/km/imp/

被災者の実体験を聞く事ができる『一日前プロジェクト』は上記HPでも見ることが出来ます。家庭はもちろん、地域や職場等、
さまざまな話が掲載されていますので、企業の「社内報」や地域での「広報」に幅広く活用してください。

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