特集 復興に向かう柏崎から

被災者が、今、伝えたいこと

 中越地震から約3年後の平成19年7月16日海の日、中越地方は再び地震に襲われた。まさか、2度も…誰もがそう思ったに違いない。地震の可能性がなくなることはないのだ。復旧のさなかにある柏崎市を追って、震災をあらためて考えた。

撮影:花井智子 写真提供:関矢登、株式会社リケン、柏崎市役所、国土交通省長岡国道事務所

新潟県中越沖地震の柏崎市の被災状況 (柏崎市災害対策本部平成20年3月1日現在)
発生日時:平成19年7月16日(月)10時13分頃
震度:6強
マグニチュード:6.8
震源地:上中越沖 北緯37度33分、東経138度37分、深さ17km
人的被害:死者14名(他、刈羽村1名)、負傷者1664名
建物被害:全壊1114棟 大規模半壊675棟 半壊3879棟 一部損壊2万2583棟
施設被害:総額2290億9900万円

柏崎市の人口は9万2947(推計人口、平成20年4月末)。今回の地震で、家屋の下敷きになるなどで亡くなった人は10名、関連した被害で4名が亡くなり、1664名が負傷した。特に被害が大きかったのは、西本町、東本町、中央町、中浜町、西港町、四谷地区などの市の中心部。

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