次頁4－3 二国間等防災協力／第4回日中韓防災担当閣僚級会合
平成20年（2008年）の第1回日中韓首脳会議における「三国間防災協力に関する共同発表」に基づき、二年おきに日中韓三カ国持ち回りで防災担当閣僚級会合を開催している。平成21年（2009年）に我が国で第1回会合を開催したのを皮切りに、平成23年（2011年）に中国で第2回会合、平成25年（2013年）に韓国で第3回会合を開催し、平成27年（2015年）10月に第4回会合を再び我が国（東京）で開催した。
第4回会合には、我が国からは河野内閣府特命担当大臣（防災）、中国からは竇玉沛（ドウ・ユペイ）民生部副部長（副大臣に相当）、韓国からは李聖浩（イ・ソンホ）国民安全処次官（副大臣に相当）がそれぞれ出席し、三国における最近の災害対応等に関する情報共有、今後の三国間における防災協力の在り方についての意見交換等が行われた。また、会合の成果文書として、三国が共同してSFDRRの推進や教育、訓練に取り組むことを内容とする「第4回日中韓防災担当閣僚級会合 日中韓三国の防災協力に関する共同声明」が取りまとめられた。
共同声明署名後の三者の様子