平成27年版 防災白書|第3部 第3章 9 下水道における浸水対策


9 下水道における浸水対策

(再掲 第2章4-2(11)

国土交通省においては、都市化の進展や下水道の計画規模を大きく上回る集中豪雨の多発に伴う雨水流出量の増大に対応して、都市における安全性の確保を図るため、主として市街地に降った雨水を河川等に排除し、浸水被害を防止することを目的とした雨水幹線や貯留浸透施設等の整備を行う公共下水道事業、都市下水路事業等を推進する。

また、「下水道浸水被害軽減総合事業」等を活用し、対象地区を限定し、下水道幹線やポンプ場、雨水貯留施設等の重点的な施設整備を行う。さらに、内水ハザードマップの作成・公表や降雨データのリアルタイム提供等のソフト対策、また、住民自らの取組による自助を組み合わせることにより、総合的かつ効率的な浸水対策を推進し、施設の計画規模を上回る降雨に対して被害の最小化を図る。

(現状)下水道による都市浸水対策達成率約57%(平成25年度末)

(目標)約60%(平成28年度末)

27年度予算額
 防災・安全交付金及び社会資本整備総合交付金の内数
26年度予算額
 防災・安全交付金及び社会資本整備総合交付金の内数

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内閣府政策統括官(防災担当)

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