平成25年版 防災白書|第2部 第5章 1 治水事業等


第5章 国土保全

1 治水事業等

国土交通省においては,水害・土砂災害から国民の生命及び財産を守ることを目的として,頻発するゲリラ豪雨や大雨等への緊急的対応のため,既存ストックの徹底的な有効活用を含め,ハード・ソフト両面からの治水対策を推進するとともに,地球温暖化に伴う気候変動への適応策を推進した。

また,大規模地震や火山噴火に伴う土砂災害,大河川の氾濫等の災害発生時に迅速な緊急的対応を実施するため,危機管理体制の充実・強化等を図った。

1-1 維持管理

既存施設が機能を発揮するよう,コスト縮減に努めつつ適切な維持管理を行うとともに,既存ストックの有効活用及び長寿命化対策を進めた。

堤防,水門及びダム等の河川管理施設や砂防設備の機能維持や機能回復のため,巡視,点検,補修等を適切に行うとともに,施設の長寿命化を計画的に行うことにより,ライフサイクルコストの縮減を推進した。

(平成23年度決算額 123,344百万円)


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