6-3 モニタリングの実施
東京電力(株)福島第一原子力発電所の事故により環境中に大量の放射性物質が放出され国民の健康への影響等が懸念されることから,事故発生当初から,関係省庁や福島県,原子力事業者等が連携して,空間線量や土壌等の放射線モニタリングを継続的に実施してきた。
さらに,平成23年8月以降は,関係省庁や福島県,原子力事業者等で構成されるモニタリング調整会議において決定された「総合モニタリング計画」(平成23年8月決定,平成24年3月,4月及び平成25年4月改定)に沿って,関係省庁や福島県等が連携して,放射線モニタリングを実施している(図表1-1-14)。また,放射線モニタリング情報のポータルサイト(URL:http://radioactivity.nsr.go.jp/ja/(別ウィンドウで表示))において,各府省庁等が実施したモニタリングの結果を一元的に情報提供している。