12 下水道事業



12 下水道事業

 国土交通省においては,都市化の進展に伴う雨水流出量の増大に対処して,都市における安全性の確保を図るため,浸水防除に寄与する公共下水道事業,都市下水路事業等を推進する。また,地下空間利用が高度に発達している地区等において小規模な貯留施設等の整備を支援する制度の適用期間の延長や,都道府県による複数市町村に跨る広域的な浸水対策の実施等により,都市の浸水対策を効率的かつ効果的に推進する。
 平成17年度予算額 平成16年度予算額 差引増△減  (百万円) 175,963 172,279 3,684 

(1)公共下水道事業

 主として市街地内に降った雨水を河川等に排除するため,市町村が主な事業主体となって実施する。

(2)都市下水路事業

 公共下水道整備地域以外における市街地内の雨水排除を図るため,市町村等が事業主体となって実施する。

(3)広域的な浸水対策

 市町村が個々に汚水処理を実施する地域において,都道府県が複数の市町村の区域に跨る広域的な浸水対策を実施することを可能とする。


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内閣府政策統括官(防災担当)

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