独立行政法人防災科学技術研究所においては,温暖化等気候変動に伴う災害の未然防止に資するため,全球水文過程変化と災害ポテンシャルを予測するための数値シミュレーションモデル等を利用して,日本とアジア域における今後の水災害の長期変動評価研究を行う。また,水害等に対する人間行動の対応技術を高度化するための,高度な風水害防災情報支援システムを開発する。
9 その他の災害対策
(1)全球水文過程における災害予測に関する研究
(2)深海地球ドリリング計画の推進
独立行政法人海洋研究開発機構においては,海底下地層からコア試料の採取が可能な地球深部探査船「ちきゅう」の建造を完了し,試験運用を開始する。また,国際科学プロジェクトである統合国際深海掘削計画を推進する。
(3)気候変動に関する研究
環境省においては,地球環境研究総合推進費(政策貢献志向型の競争的研究資金)により,
気候モデルを用いた将来予測や温暖化影響評価,島嶼国の持続可能な国土の維持に関する研究などを推進する。
気候モデルを用いた将来予測や温暖化影響評価,島嶼国の持続可能な国土の維持に関する研究などを推進する。
平成17年度予算額 平成16年度予算額 (百万円) 3,015の内数 3,015の内数
また,地球温暖化の影響と適応戦略に関する統合調査を行う。
平成17年度予算額 平成16年度予算額 差引増△減 (百万円) 71 123 △52