1−2 九州北部地方における大雨に対してとった措置



1−2 九州北部地方における大雨に対してとった措置

(1)内閣府における対応
 7月12日15時30分「情報対策室」を設置し,関係機関と情報収集及び情報連絡を行った。

(2)警察庁における対応
 警察庁及び関係管区警察局においては,連絡体制を強化するとともに,情報の収集及び関係機関との連絡調整等に当たった。
 関係県警察では,「災害警備本部」等を設置して,救出救助活動,住民の避難誘導及び交通規制等に当たった。

(3)防衛庁における対応
 防衛庁は,関係地方公共団体への連絡要員の派遣を行ったほか,福岡県知事及び佐賀県知事からの災害派遣要請を受け,7月12日から13日にかけて,高良川及び寒水川において土のう積による堤防の補強活動等を実施した。

(4)消防庁における対応
 消防庁では,関係地方公共団体から情報収集をすると共に,適切な対応をとるよう要請した。

(5)国土交通省における対応
 国土交通省においては,非常体制をとり,被害状況の把握につとめるとともに,総括災害査定官を現地へ派遣し,寒水川,巨勢川等において,応急復旧工事等に関する指導を実施した。
 また,災害対策用ヘリコプター「はるかぜ号」により被災状況の調査を行うとともに,衛星通信車及び照明車を現地へ派遣した。

(6)環境省における対応
 環境省においては,地方公共団体が災害のために実施した廃棄物の収集,運搬及び処分に係る事業に対して補助を行った。


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内閣府政策統括官(防災担当)

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