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(5) 河川・ダム・道路管理用情報通信設備の整備
国土交通省においては,次の情報通信設備の整備を行う。
a テレメータ
雨量,水位,水質等の水文データ及び雨量,路温等の道路気象データを収集するためのテレメータを引き続き整備する。また,データの収集を確実に行うためテレメータ回線の複ネート化を図る。
b 警報設備
ダムや堰等の放流による河川水位上昇を付近の住民に警報するための警報設備を整備する。
c レーダ雨雪量計
雨量,雪量をリアルタイムで広域に捉え,迅速かつ的確な災害予防,災害対策を行うためのレーダ雨雪量計の整備を行う。なお,九州地方整備局3基目と北海道開発局2基目の更新に着手する。
d 河川情報システム
現在の河川情報システムをさらに情報の高度化・多様化を図るために「総合河川情報システムの整備方針」に基づき,地方整備局のシステムの整備を推進する。