表示段落: 第3部/第3章/2/2-2/(26)
(26) 住宅市街地の防災性の向上の推進
国土交通省においては,次の事業を実施する。
a 住宅地区改良事業等
不良住宅の密集地区や狭溢な道路の多い地区等において,不良住宅等を除去し,耐震性・耐火性の高い住宅に建て替えるとともに,地区の住環境の整備を行いつつ地区の防災性の向上を図るため,横浜市新山下二丁目地区等において,住宅地区改良事業等を実施する。
平成13年度予算額 (29,564百万円)
平成12年度予算額 (29,550百万円)
差引増△減 (14百万円)
b 住宅市街地整備総合支援事業
耐火建築物を中心とした安全で快適な拠点的住宅街区の形成を図るとともに,これと一体的に避難地,避難路の整備を図るため,東雲地区(江東区)等において住宅市街地整備総合支援事業を実施する。
平成13年度予算額 (69,900百万円)
平成12年度予算額 (61,900百万円)
差引増△減 (8,000百万円)
c 密集住宅市街地整備促進事業
老朽住宅等が密集して防災上危険な住宅市街地において,土地所有者等による老朽住宅等の建替えを促進するとともに,地方公共団体による地区公共施設の整備等を行う密集住宅市街地整備促進事業を,東四つ木地区(葛飾区)等において実施する。
平成13年度予算額 (15,400百万円)
平成12年度予算額 (12,500百万円)
差引増△減 (2,900百万円)
d 老朽公営住宅の建替の推進
新耐震基準施行以前に建設された,耐震性の低い既存の公営住宅団地について,早急に建替事業を実施し,防災性の強化を図る。