表示段落: 第2部/第3章/2/2-1/(11)


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(11) 活断層等による地震発生ポテンシャル評価の研究

 平成11年度は,以下のサブテーマごとに5カ年計画を立てて調査研究を実施した。

a.

 重要活断層についてのトレンチ調査等に加え,液状化・津波堆積物調査等の古地震調査を実施した。

b.

 地下水等の観測を実施するとともに,データの質的向上を目指して改良・高度化に務めた。活断層周辺に設置した歪計,地震計等により,歪蓄積過程を把握した。

c.

 摩擦実験により断層運動の物理・化学過程の解明と摩擦校正則の定式化に役立つデータを取得した。

d.

 観測強化地域4地域の地質図幅作成を目指し,地質調査等を行った。

e.

 海底地質調査等を行い,海底における活構造の分布を把握した。さらに,沿岸海域において音波探査・堆積物調査等による活断層調査を実施した。

f.

 地震災害の地質要因に関し,神戸地域等の調査と成果のとりまとめを行った。

g.

 S波速度構造推定についての基礎実験として,基盤形状急変部における精度良い重力解析の手法を開発し,深谷断層周辺において重力調査を行った。

  (国費 457,150千円)

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内閣府政策統括官(防災担当)

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