米国海軍病院船マーシー東京寄港に係る企画検討会

 南海トラフ地震や首都直下地震など大規模災害時には、膨大な数の負傷者が発生し、被災地内の医療需給が大きく崩れることが想定されるため、陸上の医療施設を補完する方策の一つとして、船舶を活用した医療活動がこれまで検討されてきました。
 米国においては、海軍が病院船「マーシー」を保有し、米軍部隊の海外作戦における傷病兵に対する医療支援のほか米国が世界規模で実施する災害救援や人道支援に活用されているところ、我が国の災害医療への示唆を得るため、平成30年6月に米国病院船「マーシー」を東京港へ招致することとなりました。
 米国病院船「マーシー」の東京寄港に際しては、その保有する大規模災害における傷病者への対応能力等を災害医療関係者や防災関係者が広く学ぶ機会とすることが重要であり、見学会・訓練のほか、災害医療関係者・防災関係者等によるセミナー、シンポジウムなどを企画し、米国病院船「マーシー」の東京港への寄港を最大限に有意義なものとする必要があります。そのため、米国病院船「マーシー」の東京寄港に係る企画立案及びその成果のとりまとめに際して、災害医療関係者をはじめとする有識者及び関係省庁の意見を伺うことを目的として、米国海軍病院船マーシー東京寄港に係る企画検討会を開催することとしました。
 平成29年12月6日の第1回企画検討会において、企画検討会の開催日時・議事については、「マーシー」の寄港日程公表までは非公表とする、とされていましたが、「マーシー」の一般見学会等の日程が公表されたことから、これまでの開催日時・議事を含め、非公開資料を除いて公開するものです。

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