活断層について
活断層について
1. 最近の地質時代に繰り返し活動し、将来も活動を継続すると考えられる断層を活断層と呼びます。プレートの境界面に位置する日本列島は地盤に蓄積される歪みが大きく、周辺の海底も含めれば約2,000の活断層があるとも言われています。近い過去に繰り返し地震が発生している活断層では今後も地震が発生する可能性が高く、活断層の位置や活動度の情報は防災上非常に重要です。
2. これまで様々な機関により活断層の調査がなされ、多くの評価結果が出されています。現在内閣府では、関係する各機関と連携し、様々な活断層情報を一元的に見ることができる仕組みの整備に取り組んでいます。
3. 活断層による地震は、地下の比較的浅い部分で発生するため局地的に大きな被害をもたらす危険性があります。特に、活断層が確認されている地域にお住まいの方には、家具の固定、住宅の耐震補強等の、地震防災対策を取る上での参考にして頂きたいと考えています。
関係各機関へのリンク
文部科学省 地震調査研究推進本部
国土交通省 国土地理院